兎夢のつれづれ日記

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zoom RSS 『貘の檻』

<<   作成日時 : 2017/01/28 22:41   >>

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『貘の檻』 道尾 秀介 新潮社
日本の探偵小説の礎を築いた横溝正史の特集番組を録画してあったのだが最近やっとその録画を見た。

そして、その番組でこの『貘の檻』が『八つ墓村』に似ていると言われたという著者道尾氏の発言に俄然読んでみたくなった。

著者も本を書いている時は、『八つ墓村』をまったく意識していなかったというのだが、似ている所が一杯あって、横溝正史へのオマージュといえる。

『八つ墓村』と『貘の檻』を比べてみると
物語の語りは
 辰弥 → 辰男

他の登場人物では
 美也子 → 美禰子

物語の設定
 語り部が都会に住んでいて、ある人物が亡くなり
 自分が生まれた故郷の田舎を訪れる。
 そこは、必ずしも自分を歓迎してくれる人だけではなかった。

登場人物の職業
 女教師と医者、村の有力者2家族

場所
 鍾乳洞 → 水路のトンネル
 その中に少し広い場所があり
  竜の顎(あぎと) → 龍の胃袋

学生の頃に、横溝正史の角川文庫全巻を読みつくした小生としては、こんなに似ているといわれて読まない訳はないと、ハードカバーで400ページを超える長編なのだが、読んでみる気になった。

半分くらい読んだあたりで、この人物が怪しいなと思ったが、やはりそうだった。
それでも、犯人は何故そうしたのか、全体像を理解するには、最後まで読む必要があるが、犯人は誰だけでなく、何故?、どうやって?、何が起きたのか?と興味は尽きないので、最後まで読ませるストーリになっている。

カメラマンの彩根もいい味をだして、怪しいことこの上ない。
辰男が夢にうなされている。この夢の話が途中に挟まれていて、おどろおどろしさを醸し出している。この夢の中の話が獏がでてくる所以だ。「ゆうべの夢は獏にあげます」を3度唱えると、悪い夢を退散させることができるという。
何故そんな夢を見るのかという謎もまた面白さを加えていて新しい手法に感じる。

あんまり書いているとだんだん、犯人が絞られてしまうので、このへんにしておこう。






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