兎夢のつれづれ日記

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zoom RSS 『眠れなくなるほどおもしろい睡眠の話』

<<   作成日時 : 2017/02/18 21:20   >>

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『眠れなくなるほどおもしろい睡眠の話』 関口 雄祐 洋泉社新書
寝不足が続くと、ちょっとした時間でも眠くなってしまう。
電車に揺られながら座って本を読んでいても、お風呂で湯船につかっていても眠気はやってくる。

寝不足の状態の判断力は、飲酒状態と同じくらいの状態だという。

 血中アルコール濃度0.05%(呼気中アルコール濃度が0.2r/ℓに相当)。これは、
自動車運転時の事故率が非飲酒時の2倍になる統計値だ。この状態と17時間の連続覚醒の
状態では、作業効率が同等であるとする報告がある。
 この実験では、朝8時に起床しているので、17時間後は深夜の1時。多くの人にありえ
る状況である。このときに非飲酒状態であったとしても、判断能力はかなりのほろ酔いレ
ベルに低下していることになる。ちなみに、日本の酒気帯び運転の基準は、呼気中アルコ
ール濃度が0.15r/ℓ 以上である。日常的な連続覚醒の状態でさえも、酒気帯びより
もはるかに、判断能力が低下してしまった状態に容易になりうるのだ。

さらに、徹夜明けの24時間の覚醒状態になると、血中アルコール濃度が倍の0.1%相当に酔った状態と同じくらいの判断能力になるという。この状態から脱出するには、30分以内の短時間睡眠をとる。例えば、昼休みに少し眠ることでだいぶ回復できるという。もちろん徹夜で仕事をする場合でも、深夜の休憩時間に短時間でも眠ることが重要だ。

ただし、30分を超える時間寝てしまうと、眠気がさらに深くなって、余計に眠気が取れない状態になってしまうようなので、単純に長ければ良いというわけでもないらしい。

さて、動物も睡眠はある。水の中にいるイルカは、呼吸する為に、水面に上がってくる必要があり、水に潜って眠り、浮き上がって、起きて呼吸してまた水面に潜って眠るという繰りかえしで短時間睡眠。しかも脳の片方ずつ眠っていたりするという。

 これまで、遊泳睡眠中はイルカがメリーゴーラウンドのように(ただしゆっくり)回り
続けると説明してきた。多くの水族館では、このように水平方向に回る。ところが遊泳睡
眠には、垂直方向に観覧車のように回る場合もある。ちなみに、この回り方が見られる場
所は限定される。たとえば、名古屋港水族館のメインプールだ。
 ここのメインプールは巨大だ。長径60m×短径30m、深さは12mもあり、イルカたちは
短径と深さを使って、観覧車のように縦回りの遊泳睡眠をしている。
 ……
 観覧車型の泳ぎは、メリーゴーラウンド型と比べるとメリットがある。どちらも楕円形
のコースを泳ぐのだが、メリーゴーラウンド型は呼吸のための浮上・潜航が必要になる。
その点、観覧車型ならばコースのなかに浮上・潜航が組み込まれているので、より簡単な
定型的コースになる。半球睡眠中は、半分覚醒中とはいえ、作業はなるべく簡素化したい
に違いない。

眠くなった時に、そこで眠ってしまってはいけない場合は、どうやったらいいのだろうか?

イルカのように脳の半分だけ眠る半球睡眠を人間はできないものだろうか。ということで著者が見つけたのは、

 私自身は居眠りは怖いから、眠気がでると早めにコンビニの駐車場などで寝ていたのだ
が、慣れるとともにある方法を見つけた。眠くなってきたら、ウィンクするようにして片
目でしばらく運転するのだ。これで若干回復し、次の休憩までを少し延ばすことができる。
以後、この話を何人にもしたが、まさに一笑に付された。だが2006年、ようやくひと
りの同志を見つけた。私よりもかなりの強者、大型バイクを愛する某教授である。
 彼の趣味はツーリングなのだが、「眠くなったら片目で寝るよ」とこともなげに言う。
「車の話ですよね?」と確認すると、「もちろん、バイク」と宣う。バイクに乗らない私に
はわからないが、彼が言うには、バイクはヘルメットをかぶるため、頭部が密閉空間のな
かにあるので、車の運転よりもはるかに眠くなりやすいのだそうだ。

バスツアーの運転手のインタビュー記事でも、眠くなった時に、信号待ちの時に片目をつぶって休むといっている。片目だけでもつぶっているとだいぶ違うという。

こういう話を読んでいて、子供の頃に父に言われたことを想いだす。
夜布団に入ってなかなか眠れない時に「眠れなくても無理に眠る必要はないよ、目をつぶっていれば、それだけで、だいぶ休まるものだ。そのうちに眠れるだろう」といわれた。
なかなか、眠れない日もある。そんな時は、この父の言葉を思い出しながら、過去のいろんなことに思いをはせるようにしている。夏なんかは、夜明けが早いので、眠れないうちに明るくなってしまうこともあるが...

さて、眠る前の儀式というのがある

 眠るための準備が寝入りには必要で、そのために寝床をつくる、安全を確認するという
ことを述べてきた。また、動物によっては、寝入りにあたって睡眠(入眠)儀式といわれ
る行動をすることが知られている。
 たとえばキツネの場合、地面をひっかき、その場所で一方向にぐるりと回り始め、つい
で逆方向に回転し、口ひげが尾の先にほとんど触れんばかりの輪を描いて、寝場所を整え
るという。また、「なかまとじゃれあったり、闘争するかのような”遊び”」のあとに眠る
ともいう。
 同様のことは、ヒトの乳幼児の場合でも当てはまる。とくに後者については、「寝る前
ハイテンション」で検索すればたくさんの動画が出てくる。ハイテンションが終われば、
グズることもなく眠ってくれるので、問題は感じない。思い当たる人も多いことだろう。

キツネの入眠行動は、うちのマルチーズとそっくりである。毎晩、少々遅く帰って、夕食が終わって、ちょっと経つと始まるのだ。眠る場所にある座布団や毛布を前足でシャカシャカと掘る真似をして、ひとしきり掘り終わったら、くるっと体を丸めて眠るのだ。家人の実家で昔飼っていたシーズーもやっていた。キツネも犬もイヌ科らしいので、同じような行動をするのだろう。小型の犬だけでなく中型犬や大型犬もそうなのだろうか。






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