兎夢のつれづれ日記

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zoom RSS 『誰が「知」を独占するのか-デジタルアーカイブ戦争』

<<   作成日時 : 2017/05/03 21:42   >>

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『誰が「知」を独占するのか-デジタルアーカイブ戦争』 福井 健策 集英社新書
インターネットの世界は、知識の保管庫でもある。

一度、インターネットの世界(ブログ、ツイッターなどのSNSやWebサイト)に投稿された情報は、Googleなどの検索エンジンに吸い取られ、永遠にアーカイブされる。

集められた「知」は、誰かが検索される時を待ち、探し当てられると日の目を見るが、一瞬にして忘れらるものもある。

さて、インターネットではないが、情報を集めて人工知能に小説を書かせようという試みがなされている。

 人工知能に星新一風のショートショートを書かせようというプロジェクトが、北の国で
進行中なのをご存じでしょうか。北海道の公立はこだて未来大学の松原仁教授らが中心と
なるプロジェクトで、「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」という名前です。
 亡きショートショートSFの名手・星新一は、生涯で1000本ほどの短編を残したそ
うです。次女の星マリナさんや作家の瀬名秀明さんの協力を得てそのプロット(筋立て)
や文章表現を解析し、組み合わせて人工知能に星新一風のショートショートを書かせよう
というのです。独特の期待感が高まるプロジェクト名は、言うまでもなく星の代表作のも
じりですね。

この本が書かれたのは2014年であるが、既にこの「作家ですのよ」は、星新一賞に応募して昨年は、予選を通過した。4編応募して2編が第1次選考を通過したという。

 人工知能は、数ある応募作品の中から予選を通過する程度の文章力があるということになる。
まだまだ、人が設定を与えたり、何か情報を提供していかなと文章にはならないのであるが、星新一風の作品に仕立て上げるという芸当はできるということだ。これも星新一作品が1000本もあったからできたことである。
作品数の少ない作家をまねできるかというとあやしい。

人工知能ではまだまだ、できないことが沢山ある。というか、できることが限られている。


 我々は普段ものを考える場合、意識下に埋もれている膨大な情報の中から連想によって
関連しそうなものを引き出し、それを結びつけて考えるのだそうです。サジェストされる
特定のキーワードの組み合わせでは、こうした豊かな連想が機能せず、むしろ求めている
のと少し違う結果に誘導されてしまう可能性が高い。そこで、電脳空間の膨大な情報から
目的物に似ている情報をざっくりとすくい取り、連想を刺激する形で提示出来る情報の検
索法を提唱します。それが「連想情報学」です。
 ……中略……
 そして、こうした各データベースをネットワーク化し、ユーザーが関心ある記事を選ぶ
と、「全体的に似ている各ジャンルの情報」を横に並べて見せる連想型の検索エンジンが、
「想」です。一本のランキングではなく、各データベースの結果が並列的に表示さ
れるようにした点がキモです。その理由を高野教授は、「各情報はその道のプロという
べき人が深い視点で体系化したものなので、それぞれの結果を尊重したい。いわば、ある
関心領域をもってそれぞれの分野(新書、文化財、古書など)のプロと雑談したら、だっ
たらこれがあるよと皆がアイデアを出し合ってくれるイメージだ」と言います。いわば、
信頼性のある体系化された情報群を相互に連関させて、ざっくりつなぐ仕事術といえるで
しょうか。

Googleなどの検索エンジンもだんだん人工知能技術によって、検索結果をどういう順番に表示するかが期待にふさわしいものがでてくるようになってきている。

もちろん、過去の検索履歴によって、クリックされる回数の多いページを優先して表示したり、スポンサーのサイトをさりげなく手前に表示していたりすることはある。

めったに検索されないようなものを検索したい時は、検索キーワードをどう選ぶかが重要だ。パソコンの操作がわからないとかExcelでやりたい操作を調べる時は、できるだけ長い質問文で検索した方が、正しいものにより早く辿りつく。文章を単語に分解して、意味の強い語が沢山あるページを探してくれるからで、意味を理解しているからではない。

逆にめったに使わない短い文字を探そうとしたらなかなか出てこない。
漢字の読みかたを知りたくても、パソコンで手書き入力できて、字は選べても意味がわからない時、調べたい文字と「辞書」というキーワードを加えると、辞書サイトを検索してくれる。

検索もテクニックを憶えると速く見つけることができる。

「想」は書籍検索に便利だという。連想検索してくれるそうだ。

「想」
http://imagine.bookmap.info/index.jsp






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