兎夢のつれづれ日記

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zoom RSS 『未来へ・・・』

<<   作成日時 : 2017/07/08 11:21   >>

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『未来へ・・・』 新井 素子 ハルキ文庫
久しぶりの新井素子である。

下巻の解説を書いている西條奈加が書いているように、小生も最初に新井素子に出会ったのは1980年代前半。多分最初に読んだのは、集英社コバルト文庫の1冊だろう。当時から、つけている読書ノートをめくれば確かなことが分かるが、ノートを探し出すのが大変なので、あいまいな記憶のままにしておこう。

本書を読み始めて、すぐに30年以上前の新井素子の文体の世界に浸りきった。

読み始めて、二十歳になる娘を持つ母親の設定が、「おお、結婚した新井素子にふさわしい設定だ。」と感じた。子育て中なのか?とも思ったが、新井素子夫妻には子供はいないようだ。解説によると、自分の子供ではなく、友人の子供などを見ての設定のようだ。

主人公は、双子の娘の母親。双子のうちお姉さんの方は5歳で事故で死んでしまっているのであるが、ある日を境に、この母親が、16年前の自分と夢の中で交信をしてしまう。
そして、16年前に発生じた事故を回避するにはどうしたら良いか?を算段しているうちに周辺の人たちを巻き込んで、ハチャメチャな案も飛び出しながら、いったいどうなってしまうのかハラハラしながら読むことになる。

SFファンタジーである。
まっとうなSFは、過去に遡って、過去を変えてしまう結論にはならない。
過去を変更してしまうと、そこからその過去は、過去ではなくなってしまって、パラレルワールドになってしまう。若干時間がずれた、別の世界。

母親が、自分の記憶にない「未来の自分と交信したという事実」が、派生した時点で、すでにパラレルワールドになってしまっているはずなのだが...。

文庫2冊に分かれるほどの長編なのだが、一気に読み終わってしまったのは新井素子の口語体の文体がすばらしいからだ。

結婚されてから、本がでる量がかなり減っているのが残念である。
あちこちで、エッセイも書いているようなので、それらをまとめて本にしてくれるとありがたいなと思う。












未来へ・・・(下) (ハルキ文庫 あ 22-3)
角川春樹事務所
新井素子

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未来へ・・・(上) (ハルキ文庫 あ 22-2)
角川春樹事務所
新井素子

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星へ行く船シリーズ5そして、星へ行く船
出版芸術社
新井素子

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