『賢い投資家必読! 株に強くなる本88』

『賢い投資家必読! 株に強くなる本88』 太田 忠 日経ビジネス人文庫
英国のEU離脱騒動のために株価が急落してから3週間ほどたって、やっと落ち着いてきたかなと思う。

以前から買おうかなと思っていた株も、数日で10数%下落していたが、今では元に戻ってしまった。これで底値を過ぎたのか、まだ数か月続く円高による下落がおさまらないのか判断がつかない。

株の売買の方針にはいくつもスタイルがあるという。あれこれ次々と違う投資方法をするよりも、どれかに決めて、しっかりとその方針を守ることが重要だと言う。ついつい、欲が出て決めたルールを守れなくて、失敗する人が多いという。気の弱い人は、初めから株式投資に手を出すべきではない。

株の売買をする前には、いくつか本を読んで勉強してからにしてみよう。勉強するのがいやな人は、投資に向いてない。何かを買って持っていれば、自然に利息が入ってくる定期預金とは全く違うものなのだ。

さて、本書で紹介されている本の中からいくつか拾ってみよう。まずは

「ウォール街のランダム・ウォーカー(原著第10版)」

 銘柄選択において成功するためのルールは四つあり、これらを忠実に実行すれば成
果をあげることができるだろう。以下は、四つのルールの引用である。
ルール1 少なくとも五年間は、一株当たり利益が平均を上回る成長を期待できる企
     業の株のみ購入すること
ルール2 企業のファンダメンタルズ価値を正当化できる以上の値段を払って株式を
     買ってはならない
ルール3 近い将来、「砂上の楼閣」づくりが始まる土台となるような、確固たる成
     長見通しのある銘柄を購入するとよい
ルール4 なるべく売買の頻度を減らすべし

一言で言うと
「利益がでて、成長していて、相対的に安いときに、見通しが明るいときに買って、長期で待つ。」
ということかな。

さて、次は

「相場師一代 是川銀蔵」

 是川銀蔵の投資五か条
①銘柄は人が奨めるものでなく、自分で勉強して選ぶ
②二年後の経済の変化を自分で予測し大局観を持つ
③株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物
④株価は最終的に業績で決まる。腕力相場は敬遠する
⑤不測の事態などリスクはつきものと心得る

明治から昭和の相場師の本である。日本が、成長を続けて、欧米列強を追いかけていたころの投資法である。つまり国力がどんどん強くなっている時代によくあてはまる。
ということは、今成長している海外の国にある証券市場に上場している現地の企業に当てはめて投資すれば、うまくいくかもしれない。しかし、現地企業をどうやって深く知るか?また、日本のように成長する国とはどこか?

第2章では、米国の有名なベンジャミン・グレアムや、バフェットの投資法の本を紹介している。

第3章では、「よい会社を見極める」という題で、「会社四季報の読み方」から企業分析や企業研究など、企業の見分け方。第4章では市場と心。証券市場は通常人間が売買しているので人の心理というものが影響している。人気が上がれば、上がるし、人気が落ちれば下がる。その中で、最終的に企業の業績に応じた所に落ち着く。だから、単に人気で上がっている所で手を出してはいけないというのが、是川銀蔵の③だ。

この後も「お金」、「経済」、「グローバル視点」、「実践」、「上級者向け」と続く。
各章でこれがいかなと思うものを1冊づつでも読んでみるとだいぶ知識も増えるだろう。、










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