兎夢のつれづれ日記

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zoom RSS 『スター・ウォーズ オビ=ワン・ケノービの伝説』

<<   作成日時 : 2018/11/23 16:32   >>

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『スター・ウォーズ オビ=ワン・ケノービの伝説』 ライダー ウィンダム LUCAS BOOKS
『スター・ウォーズ ロード・オブ・シス』 ポール・S・ケンプ ヴィレッジブックス

スター・ウォーズが最初に劇場公開されたエピソードWで最初に登場するのがオビ・ワン・ケノービであるが、オビ・ワンは、エピソードWでダース・ベーダーに斬られると共に身体が消失してしまう。

フォースの世界に行ってしまったのだ。

エピソード4で身体が消失してしまったが、ルークを見守る様子は、その後のエピソードXにも、エピソードYにもでてきた。

そのジェダイ オビ・ワンにもパダワン(ジェダイの弟子の呼称)と呼ばれる時代もあった。
それが、エピソードTとその前の物語だ。

本書は、エピソードWとXの間の事で、ルークが再びタトゥイーンに戻ってきて、オビ・ワンの住居に何か残っていないか捜すところから始まる。

オビ・ワンがルークにだけ渡す為に日記を残していたという。そこには、オビ・ワンの生涯が、ジェダイへの訓練と共に書かれていた。そのオビ・ワンの一生を辿るものだ。

この本を読んでいると、エピソードTからYまでの映画のそれぞれのシーンが思い浮かんでくる。

SF作品は、そのまま楽しんでいくのがいいのだが。いいフレーズがあったのでちょっとだけ引用しておく。オビ・ワンがクワイ・ガンのパダワンとして活動していたときの話である。

 オビ=ワンとクワイ=ガンは、地元の政府が正常に戻るまでの数日間オード・シガットに留まり、デ
クスター・ジェットスターと多くの時間を過ごした。ジェットスターは観察力と記憶力もすごいが、料
理の腕もすばらしい。あるとき、食事をしながらジェットスターがオビ=ワンにこう言った。
「ライトセーバーの真の力がわかるか?」
「真の力?」オビ=ワンは助けを求めるようにクワイ=ガンを見た。
 クワイ=ガンが言う。「いい質問だな」
 オビ=ワンはジェットスターに目を戻した。「何でも切れるところ?」
 デクスターは顔を輝かせた。「おれも昔はそう思っていたんだ」クワイ=ガンに別の料理を勧めながら、
彼は付け加えた。「だがある日、オビ=ワン・ケノービという若いジェダイが、オード・シガットでそ
いつを起動するのを見た。そのとき、ライトセーバーの真の力を知ったのさ」
 オビ=ワンは椅子のなかで体をもぞもぞさせた。「よく……わからないな」
「物を切るのは、ただの機能だよ。真の力はそれを見ている者のなかにある。ライトセーバーは、見た
者に大きな恐怖だけでなく、大きな希望も感じさせるのさ。どっちになるかは、その人物がジェダイを
友人と思っているか、敵と思っているかによる」ジェットスターは上の右腕をオビ=ワンの肩に置いた。
「ライトセーバーをひと振りしただけで、あんたはその光刃を見た人々すべてに希望を与えた。もちろ
ん、悪者たちは別だが。あんたはライトセーバーを使って、血を一滴も流さずに悪者たちをひざまずか
せた」
「でも、警備員のブラスターを切り落としたよ−−」
「はは!」デクスターが笑った。「たしかにな。だが、それでも……いいかい、若き友よ。たいていの
武器が命を奪うことはできる。だが、大きな希望や恐怖を引き起こすのはライトセーバーだけだ。つい
でに言うと、ライトセーバーを持てるのがジェダイだけだってことは、心からありがたいね」彼はクワ
イ=ガンに向かってグラスを上げた。

登場人物の成長物語には、様々な教えがちりばめられていて面白い。

成長物語として、別の場面を考えると「ロード・オブ・シス」の上下巻は面白い。
エピソードVでダース・ベイダーが誕生して、ベーダー卿となるまでのシスへの道を描いたのがこの「ロード・オブ・シス」である。

惑星ライロスに秘かに結成されたライロス解放運動メンバー。

この惑星にパルパティーンとダース・ベイダーが一緒に訪問する機会ができ、そこを狙ってライロス解放運動メンバーが、パルパティーンとダース・ベイダーを狙う。

この過程の中で、パルパティーンはダース・ベイダーに様々な学びを授ける。

「マスター?」
「わが友よ、裏切りの始まりは行為だろうか?」
「いいえ。始まりは思想です」
 皇帝が歯を見せた。笑ったのかもしれないし、歯を剥いたのかもしれない。
「だが、他者の思想などわかるものではないぞ。とりわけ裏切り者の思想は。背信が露呈し
ないようにと、思想を固く守っているからな。だからその思想を誘い出し、行為として表面
化させねばならないのだ。それでようやく真実が明るみに出る。そうではないかな?」
 ベイダーは炎をにらんでいた。
「すべて仰せのとおりたと思います」
 師はふたたび笑った。もしくは歯を剥いた。

また、皇帝とベイダーが、襲撃された戦艦から脱出してライロスに着陸し、そこに住んでいた、獣ライレックの群を退治した後。

「女王が死ぬと、やつらは暴れた。頭を落とされれば、胴体も長くは生きられない」と皇帝
が評した。
 ベイダーはなにも言わず、ただ師を見た。
「わからぬか? だから予とそなたは追われておるのだ。反逆者どもの狙いは帝国の頭を落
とすことだ」
「そうですね」
 師がこうも明々白々のことを述べるというのは、目的があるとしか考えられない。
「続きを」
 師がいつもの半笑いで顔を飾った。
「そのようなものは多い。とある関係もまたしかり。頭が落とされれば、胴体だけでは生き
られぬ。補い合うその関係は、共生とも言える」
 ベイダーは皇帝の真意を理解した。
「はい、マスター」

エピソードYによって、ルークがベイダーの心を揺さぶり、ベイダーが皇帝の教えの呪縛から解き放される。

映画の場面だけを見ていると、どれだけの葛藤があったのか察しずらいが、深い思想があり、その思想を露呈させた時が、全ての変曲点になったのだ。

この1年で、買って読んだ本を年代順に並べてみた。
Star Wars

まだ抜けているのが結構ある。なかなか読む順番が回ってこない……。








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