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zoom RSS 『人工知能は私たちの生活をどう変えるのか』

<<   作成日時 : 2017/04/01 21:27   >>

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『人工知能は私たちの生活をどう変えるのか』 水野 操 青春新書インテリジェンス
人工知能関係の本が続くが、今回は、未来を予想した暮らしの風景がでてくる。

その前にAI(人工知能)がどの程度の能力があるかのレベル分けについて見てみよう。
著者は、松尾豊氏の「人工知能は人間を超えるか」を引用してこう述べている。

 松尾氏の先の著書によれば、人工知能は4つのレベルに分けられる。それぞれのレベル
を簡単に紹介しておこう。
 まず、レベル1のAIは、「最も単純な制御プログラム」と位置付けられている。
 このレベルのものをAIと称する製品も多いが、人工知能の範ちゅうに含めるには、や
や違和感を覚える段階だ。というのも、単純な制御プログラムであれば、普通のコンピュ
ータのプログラミングと変わりがないからだ。  ……
 つまり、「考えている」というイメージからは離れたものなのだ。AIというよりは制
御機器というほうがしっくりくるかもしれない。
 次のレベル2は「古典的な人工知能」で、インプットに対するアウトプットがレベル1
ほど単純ではなく、もっとふるまいのパターンが多いものだとしている。事例としては、
お掃除ロボットや将棋のプログラムが挙げられる。
 入力のパターンが非常に多く、それに対するアウトプットも多いため、推論が発生して
くる段階だ。このレベルになって、「脊髄反射」の段階から「少しばかり考える」段階に
入ったともいえるだろう。
 そしてレベル3になると、「蓄えられたデータを元にした推論」ができるようになって
くる。それまでは、単純が複雑かはさておき、その場の情報をもとにプログラムが判断し
ていたものが、推論の仕組みや知識ベースを活用して、大量のデータをもとにコンピュー
タが学習を始めるようになったというわけだ。松尾氏は、昨今の人工知能はこのレベル3
を指すことが多いとしている。
 ……中略……
 この段階を超えて、より人間に近づいたのがレベル4の人工知能、すなわち「ディープ
ラーニング(深層学習)を取り入れた人工知能」だ。
 レベル3の機械学習では、データを表現するための変数(前出書では「特徴量」と表現)
を、人間が定義してやる必要があった。一方、レベル4のディープラーニングでは、人に
教わることなく、コンピュータがみずから学び、何に着目すればいいのかを自動的に選ぶ
ことができるようになっている。つまり、学習や分析のために重要な変数を、学びながら
自分で見つけていけるのだ。ディープラーニングによって、まさに人間のような自律的な
学習が可能となったのである。

AIがどんどん自分で考えて行動するようになると、人間が意図しないことをやってしまう可能性がでてくる。

 アメリカの発明家にして未来学者のレイ・カーツワイルが予測したように、2045年
にシンギュラリティ(技術的特異点)を迎えて人工知能の能力が人間の脳を凌駕するとし
たら、そしてその懸念が深刻であるのなら、手を打つ時間はまだある。
 実際、そうした懸念を考慮して対策を講じようとする動きもある。グーグル社参加のも
と人工知能を開発しているDeepMind社のグループは、AIが人間のコントロールを拒否
したり、人間を害する動きをしたりするのを止めるための仕組みを開発したと発表した。
簡単に言えば、AIに非常停止ボタンを埋め込むという仕掛けである。

ロボット3原則をどう作りこむかということだ。

医療の世界にも徐々に人工知能によるシステムが使われるようになってきている。

現段階では、病気の診断を補助する程度ものであるが、将来はさらに強力になっていく。手術にしても、今は、ダビンチというリモート制御の手術機械がある。

ダビンチのハンドルを握って操作すると近くにあるロボットハンドが、実際の手術を執刀するというものだ。医者による細かい操作ができるようになっている。

 もし、手術のプロセスや結果が常にデータ化されてAIに反映されるようになれば、手
術における医師の役割は、間違いがないかどうかを見守ることだけになるかもしれない。
ちょうど飛行機の自動操縦を似たようなものだ。そうなれば、これまでより医師の負担が
減り、人手不足の解消にもつながるだろう。
 それは何も外科医に限った話ではない。大掛かりな手術では全身麻酔が必要で、麻酔専
門医が手術のあいだ監視している。手術が外科的にうまくいっても、麻酔の対処を一歩誤
れば患者が命を落としかねないからだ。

本書には、日常生活における様々な支援ロボットがでてくるし、家の中には、その家の中の全てを繋いでいるAIがいて生活を支援してくれる。こうした世界を物語として表現しながら、今後の技術の発展の可能性を論じている。

料理ロボット、執事ロボット、外には自動運転車がどこへでも連れていってくれる。

シンギュラリティを超えるころには、かなり実現性の高い世界だ。
それでも最初はそれらのロボットにかかるコストは高く、導入できる人は限られているだろう。










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